舞台「海はつなぐ」新型コロナウィルス感染予防ガイドライン

株式会社K’sLink主催「海はつなぐ」

「海はつなぐ」新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン

◆はじめに

新型コロナウィルスの感染が世界に広がり始めた当初から、舞台芸術活動はその大小を問わず他の業種同様に自粛活動を行ってきました。それは8月に入った現在でも終息の兆しが見えていません。

当公演も、10月の「海はつなぐ」開催に向けて本ガイドラインを作成させていただきました。

出演者・従事者・来場者・公演関係者の安全を確保するための感染予防対策実施の内容になりますので、どうかご理解・ご協力をお願い致します。

なお、下記の予防対策は文化庁の定めた方針を参照したものになります。

ご来場されるお客様につきまして

1、来場者への感染予防対策

・現金での取り扱いを極力減らすため、オンラインでのチケット販売を推奨する。(チケット購入の際、お客様の氏名・住所・電話番号などをできる限りご入力いただき、制作側はこれを周知する。お客様の個人情報は公演終了から1ヶ月間、代表のみが保管を行う)

・ご来場様には入場の前に非接触型体温計で検温を行う。

・37.5℃以上の発熱、極端な咳、下痢や嘔吐など身体の異常がみられる方には来場を控えていただく。

・感染予防のため、咳エチケット・マスク着用・手洗いを周知していただく。

・入り待ち、出待ちは控えていただくよう呼びかける。

・会場内、座席での私語は控えていただくよう周知する。

・プレゼント、差し入れ、祝花、記念写真等は控えていただく。

・感染が疑われる者が発生した場合、速やかに医療機関及び保健所へ連絡し、指示を受ける。

2、公演後の対策

・感染が疑われる者が発生した場合には、速やかに連携が図れるよう所轄の保健所との連絡体制を整える。(その際、お預かりしているお客様の個人情報及び出演者・スタッフ・その他公演関係者の必要な情報提供を行う)

〈稽古期間中の感染予防対策について〉

我々は稽古期間中、このような感染予防対策を実施しています。

1、毎日の検温・制作側への報告

・稽古場へ来る前は必ず自宅にて検温を行う。37.5℃以上の発熱がある場合は、速やかに制作側に連絡をする。(人によっては平熱が低い方もいます。37.5℃に達していなくても熱っぽさを感じるようであれば速やかに報告する)

・発熱以外でも、味覚・嗅覚・手足の痺れなど身体に異変を感じた場合も速やかに報告をする。

・稽古場においても稽古開始前に非接触型体温計でそれぞれの検温を行う。

一人でも異常が出た場合は制作側指導の下により、その後の活動を判断

する。

・その他、何か異常を感じた場合や身辺での感染報告があった場合はすぐに連絡をする。

2、稽古場でのソーシャルディスタンスと3密(密閉・密集・密接)の実施

・稽古場ではマスクもしくはフェイスシールドの着用を義務付けます。

・各事務所のマネージャーを含め、関係者の稽古場への出入りは原則禁止

とする。緊急時を除き、御用の際は前以て連絡をする。

・稽古場では芝居稽古を除き対面にならないよう心がけ、一人一人の距離も

2m以上を保つ。

・本公演に関係のない私語は原則禁止とする。

・稽古場は終始換気を行い、こまめな手洗い・うがいや常設しているアルコ

ール類での消毒・除菌を徹底する。

・テーブルや椅子、ドアノブなど少しでも手の触れるところも除菌・消毒を

徹底する。

・集中稽古までの期間は、大人数での密集を避けるためシーンごとの抜き稽

古を実施する。

・他人の物を使用する際は、アルコール除菌を行い手渡しは避ける。

・差し入れ等は原則禁止とする。

・飲食等のゴミは各自で管理し、持ち帰る。

3、稽古場以外での感染予防対策

・自宅〜稽古場までの移動でもマスク着用、こまめな手洗いうがい、アルコ

ール消毒を徹底する。

・原則、会食や親睦会などの密集空間での飲食は実施しない。

・ご家族やその周り、アルバイト先などで感染の報告があった場合は制作側

に速やかに報告する。

〈小屋入りしてからの感染予防対策について〉

1、劇場内での感染予防対策

・公演本番以外は、マスクもしくはフェイスシールドの着用を義務付ける。

・ロビー・楽屋・スタッフルーム・客席等、各所にアルコールの設置を義務付ける。

・人の手の触れるところ全て、こまめな除菌・消毒を行う。

・ゴミ箱は設置せず、各自管理し責任を持って持ち帰る。

・私語は厳禁、業務連絡の場合はお互いの距離を保ち会話をする。

2、仕込み作業

・搬入時は常時換気を行う。

・業務以外の会話は禁止、大きな声を出さず全体連絡の場合はトラメガを使用する。

・こまめな手洗い・うがいのほか、靴や衣類にも除菌・消毒を徹底する。

・物の手渡しは一切禁止、一度触れた物は各自が責任を持って管理を行う。

3、リハーサル〜公演本番の感染対策

・感染の状況を判断しながら入場制限を行う。

・楽屋内での私語は原則禁止とする。

・衣装・小道具などもこまめな消毒・除菌を行い全て自己管理とする。他人のものには決して触れない。

・転換、大道具の移動等は決められた当人のみが行う。

・公演毎につき、各座席のアルコール消毒・除菌を徹底して行う。

また、公演時間以外は常に換気をしておく。

・楽屋での長期滞在を防ぐため、出演者は可能な限り自宅でヘアメイク等を済ませてくる。

・公演終了後の客出しは原則行わない。

◆最後に

大変に厳しく、窮屈と思われてしまう〝新型コロナウィルス感染予防ガイドライン〟となりますが、こんな状況だからこそ皆で力を合わせてお客様に最高の作品を提供できたらと思います。一刻も早く、この辛い環境が終息することを心から願います。

※一人一人の徹底した自己管理が、安全な舞台公演の成功へと繋がります。

株式会社K’sLink